身近な人を喪う哀しみのなかで

 グリーフ・ケア・カウンセリング 

悲嘆の心理とモーニングワーク<喪のしごと>

千葉県 千葉市で不安・うつ病・人間関係・仕事の悩みカウンセリング 相談室

  千葉で相談 産業・キャリアカウンセラー免許資格者
Sakon
カウンセラー


キャリア・メンタルの悩み
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  喪失感に出会うとき

出会った人とはいつか別れてゆく定めにあります。
愛しく思ってきた、もの、事、仕事、環境も、
どんなに守ろうとしていても、いつかは
損なわれたり、
我が元を離れてしまうときが来るのです。

かつては出会いや機会に喜び奮えたものが、
やがて終わりに避けられぬ別離を伴っていることを、
私たちは普段は意識していないのです。

ですから失ったときに初めて、私たちはその大きさ、重さ、深さを、
強く実感することになるのです。

それがどんなに大きな悲しみなのか?

ということを、想像もせずにきたわけですから、
「その時」人はどう感じ、どう行動するのでしょうか?

驚き、怒り、もがき、泣きわめくのでしょうか?
それとも、まるで他人事の様に見ぬ振りして遠ざけたり、
心に押し込めて見せないように秘めたりしますか?

他人から見れば同じ様に見える喪失という現象でも、悲嘆・悲哀を感じた瞬間からの
プロセスは、それぞれの人やケースで異なっていますが、間違いなく言えることは、


大切な人を喪った哀しみは、決して時だけが解決してくれるものではないのです。




  対象を喪失することによる心身ストレス

精神・心理学の分野では、
人間はどのような対象喪失によってストレスを多く感じるか?という
研究・分析がなされていますが、そのトップにあげられたのが
「配偶者の死」です。つまり、連れ合いを亡くすということ

また、親、子、兄弟などの「近親者の死」に対しても
非常に大きな悲嘆ストレスがあるといわれています。

つまり、大切な人を失うことがどんなに重大なことであるか
示しているのは言うまでもありません。

その時の衝撃や悲嘆に想像がつくでしょうか?


突然の死という例外を除いては、愛する対象を失う仮定においては、
様々な想いが去来するのです。私たちは、死に逝く誰かを目の当たりにするとき、
どんな関わりやどんな言葉を捧げられるのでしょう。

去り逝くもの、見送る者の悲しみや苦しみは、亡くなるその時に始まるのでなく、
もっと前に、その予感を知った時から既にはじまっているのです。

ターミナルケアとは、つまり最期の時へ向かう道すじのスタート地点から、
グリーフ・カウンセリング(悲嘆への情緒的・心理的ケア)や
モーニング・ワーク(現実的・情緒的な喪のしごと)を
全て包括したものを指しています



  悲嘆のプロセス

まさに誰かを失ったその時に、すぐに支えてくれる誰かを求める気持ちに
なれるかどうか? には個人差があるでしょう。

まずは、目先の生活や環境を安全に安定させることが必須でしょう。
これは現実です。
手段としての喪の仕事がしめやかに行なわれ、
その中で余裕無く時間が過ぎていくのが、通例なのかも知れません。

そういった最初のステップをようやく超える時、
情緒的な悲しみがわいて、ひろがってくるのでしょう。

喪失と悲嘆のプロセスにはいくつかの段階があると、様々な心理的な説があります。


1.パニックのような何も考えられない段階

2.現実を認められず苦悶する段階

3.自分が悪かったのではないかと自責後悔する段階

4.もはや戻らないのかと抑うつし、無気力になる段階

5.次第に現実を直視し始める段階

6.希望の光を見出し、自立を考える段階

  

心は揺れ動いていくものですから、行きつ戻りつを繰り返すこともあります。

この過程にある方への心の援助は、その方が今、
静かな孤独を求めているのか?

温かな他者とのかかわりを求めているのか? 
との揺れる想いを受け止めてあげなければなりません。

「言葉はいらない、ただ遠くも近くもなく、気にかけていて欲しい。」

かもしれません。

 ですが、近すぎる存在や知り合いに愚痴は言いたくない、煩わせたくない、
恥ずかしいなどと、自分の中で堪えることで自らを押し込めてしまうと、
かえって悲しみからの回復は遠のいてしまうことがあります。

もし次第に、「吐き出してしまいたい、消してしまいたい。」
あるいは「覚えていたい、語って伝えたい。安心で安全な誰かにならば聴いてもらいたい。」
と思う気持ちが生まれてきたら、そんなとき、グリーフ・カウンセラー(悲しみからの回復)
モーニング・ワーク(情緒的な喪のしごと)を思い出して頂きたいと願っています。

カウンセラー 松岡 由美 

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